くればやし内科

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専門外来

Specialty outpatient

専門外来Specialty outpatient

睡眠時無呼吸症候群:SAS

睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群は、眠っている間に呼吸が止まってしまう病気です。昔新幹線の運転手が居眠り事故を起こした原因の病気として一般に知られるようになりました。決してまれな病気ではなく、一般の方でも無呼吸による呼吸障害を約20%以上で認める調査も報告されています。問題になるのは、酸素不足を強く伴っている場合で脳や身体に負担を与えてしまいます。

  • 高血圧
  • 糖尿病
  • 肥満症

上記の患者さんでは、睡眠時無呼吸症候群が発見されることが多く見られます。夜間の低酸素状態を繰り返していると、血圧コントロールや血糖コントロールが悪くなることや、多血症を引き起こすこと、さらに心臓疾患、狭心症・心筋梗塞、脳梗塞の危険が高まる心配が出てきます。

1.症状
日中の眠気や集中力低下、いびき、夜間頻尿、熟睡感がない、起床時の頭痛や喉の渇きや乾燥などは、この病気を疑う症状です。
2.検査
疑いがある方は、体の酸素飽和度、脈拍、呼吸気流、いびきを評価する検査をはじめに行います。ご自宅の一晩で実施できる睡眠中の簡便検査ですので、入院する必要がありません。当院ではこの検査を自宅送付し、返送後10日ほどで解析結果を説明する睡眠時無呼吸症候群の診療を行っています。
3.治療

一定の基準を超す無呼吸障害を認めた場合に、CPAP(シーパップ:経鼻的持続陽圧呼吸療法)というマスク治療が保険適応となり可能です。マスク治療により良い睡眠を確保でき、先の症状解消や合併する身体リスクの低下が期待されます。
当院では検査の結果で適応があれば、外来でのCPAP治療を開始し、継続診療を行っています。

無呼吸なおそう

骨粗鬆症

骨粗しょう症とは

骨粗しょう症

骨粗しょう症は骨がもろく弱くなり、骨折のリスクが高まる疾患です。患者さん数はわが国で約1300万人と推測されています。しかし病院やクリニックで治療を受けている方は約20%で、残りの方は受診や治療の機会がありません。骨粗しょう症は症状が現れにくく、気にしなければ検査・診断や治療のチャンスがないからかもしれません。 骨粗しょう症の怖いところは、寝たきりになることや、身体不自由の後遺症が残る部位の骨折を容易に起こすからです。通常の外傷時におこりやすい手足末端の骨折と違い、骨粗しょう症による骨折は脆弱(ぜいじゃく)性骨折といい、尻もちをつく程度でおこしてしまう腰椎(背骨)や大腿骨頚部(脚の付け根)の骨折なのです。
もう一つ知っておきたいことは、骨粗しょう症ではいつのまにか骨折を起こすことがあります。背骨の一つの骨折が、上下の骨に負担をかけて、2個3個と連鎖的に骨折が続くことがあります。背骨が曲がってきた方、身長の低下が見られた方は、骨粗しょう症といつのまにか骨折の可能性があり、要注意です。

おこしやすい人

加齢の影響は大きいですが、特に女性は閉経後や高齢期で気をつけなければなりません。女性ホルモンの低下とかかわりが深いため、40~50代以降の女性や閉経が早かった方では骨密度検査をお勧めします。その他にご家族の中に背骨の骨折や脚の付け根の骨折を起こした方がいる方、骨をもろくする薬剤(ステロイド薬)の治療年数が長い方も、まず検査を考えてみましょう。

1.検査
骨の強さを調べるには、骨密度を測定して、骨粗しょう症や骨折のリスクを判定します。当院ではまず簡便な骨密度検査でスクリーニングを行います。必要な患者さんでは、二重X線吸収法(DXA法)という、骨に2種類のX線を当てて、骨を通過できなかったX線の量から骨密度を測定する精密検査を行います。この機械での測定は近隣病院での検査となります。また血液や尿検査を行い、骨の作る力と溶ける力の状態を評価して、適切な治療薬を選択します。
2.治療
食事療法、運動療法といった生活習慣の改善も大切です。カルシウムを含む食材ばかりに目が向けられますが、カルシウムの吸収を助けるビタミンD(干シイタケ、きのこ類、魚類)や骨を造るのに重要なビタミンK(納豆)も摂りましょう。また避けるべき食品としては、加工食品や清涼飲料水、食塩、カフェイン、アルコールなどがあげられます。

治療薬はさまざまな作用機序の薬剤がありますので、検査結果と病状に合わせて選択します。これは骨密度の低下を抑え、骨折を防ぐ治療薬となります。
院長は日本骨粗鬆症学会認定医ですので、骨粗鬆症の検査をしてみたい、骨粗鬆症が気になる、専門的な意見を聞きたい方は是非ご相談下さい。